スキンケアの工夫シリーズ 「乾かし方」

こんにちは、看護師の丸井戸です!

 

短くても効果的に出来るスキンケアの工夫をお伝えしていくシリーズ

今回はシャンプー後の「乾かし方」についてです!

毛の多いわんちゃんを乾かすのは時間がかかりますよね。

でも生乾きは皮膚の表面に菌が増えやすくなるなどの

皮膚トラブルの原因となります。

一方でドライヤーによる熱が皮膚に刺激になることもあります。

そこで次のようなことに気をつけることをお勧めします!

 

1 タオルドライをしっかりすると早く乾く!

皮膚が完全に乾いていない状態では皮膚が柔らかい状態で

いろんな刺激に対するバリアが弱くなっています。

そのため、タオルドライでしっかり水分を除去しましょう。

注意したいのはタオルでゴシゴシこすらないこと!

マイクロファイバーなどの吸収性の良いタオルを用いて

タオルが濡れて水を吸わなくなったら新しいものに交換し十分乾かします。

 

2 ドライヤーは熱よりも風量で乾かす!

タオルドライのみでは十分に乾いていない部分はドライヤーを使用します。

ドライヤーが高温だとかゆみの悪化や皮膚が乾燥するリスクが高くなります。

ヒトの皮膚に当たっても熱さを感じない程度の温度と風量に調節して

乾かしていきましょう。

3 乾きにくいところをしっかりと!

実は毛の多い胴体ではなく、手足の先ほど乾きにくいとされています。

(胴体は自分でブルブルッとしていますね!)

体を吸収率の高いタオルで巻いておき

水分を吸収している間に手足をしっかり乾かしていく方が

短時間で終わることが出来ます。

 

4 キッチンペーパーを効果的に使う!

顔や口周囲、耳の周囲、顎の下なども乾きにくく

またタオルで拭きにくい場所となっています。

拭きにくい場所だけ、吸収率抜群のキッチンペーパーを使って

一気に水分を除去することも裏技として使ってみてください!

 

いかがでしたでしょうか?

家でシャンプーした後是非試してみてください!

自宅では洗いにくい部位などもあるので

時にはトリミング施設でプロにお任せすることもとても効果的です。

シャンプーの方法に不安や疑問がある場合は

是非一度アイ・ペットクリニック皮膚科までご相談ください!

 

Filed under: お知らせ・新着情報,皮膚科ブログ — staff 6:47 PM

日本獣医皮膚科学会

こんにちは、看護師の丸井戸です。

 

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で

例年開催されていた様々な獣医学系の学会や勉強会が中止を余儀なくされています。

3月に予定されていた第23回日本獣医皮膚科学会も延期となっていましたが

先日、日本獣医皮膚科学会では初のオンライン形式として開催されました。

全国からどこでも先生方の講演を聞くことが出来

関係者の方は準備がとても大変だったと思いますが

改めてとても楽しく皮膚科を勉強する機会を頂きました.

当院に皮膚科の出張診察に来られているVDT(Vet Derm Tokyo)の神田聡子先生も

今回の学会で、”猫の過敏性皮膚炎”についてご講演をされました。

有料の学会のためここに詳細を申し上げる事は出来ませんが”Cat is not small dog!” を念頭に

猫ならではの投薬方法やフードの選択の工夫・治療法をご紹介して頂きとても興味を惹かれる内容でした。

当院に皮膚科の出張診察に来られているVDTの先生方は

猫の皮膚科も得意とされています。

猫の皮膚病にお悩みの方は、是非一度アイ・ペットクリニックまでご相談下さい!

 

Filed under: お知らせ・新着情報,皮膚科ブログ — staff 1:41 PM

血液検査でアトピーかどうかわかる?(後編)

こんにちは!

看護師の丸井戸です。

今回はアトピー性皮膚炎の子に血液検査をお勧めする場合のお話をしていきます!

前回のブログでお伝えしたように

残念ながら血液検査だけではアトピー性皮膚炎の確定診断にはなりません。

では、どのような場合に血液検査をするとよいのでしょうか?

 

アトピー性皮膚炎を起こす”原因アレルゲン“を調べるためには

『アレルゲン特異的IgE検査』が有効です。

この検査はそれぞれの環境アレルゲンに対して体が反応しやすいかどうかを調べる検査です。

この検査によってダニや花粉など、原因になる環境アレルゲンが推測出来ます。

 

原因アレルゲンが特定されれば、出来るだけそのアレルゲンを回避することが症状の緩和につながります。

例えば、花粉に陽性反応が出て春にかゆみが悪化する場合

お散歩コースを草木が多いところを避ける工夫したり

春に治療を強化したりする工夫が出来ます。

また、ハウスダストなどのアレルゲンに陽性反応が出た場合

アレルゲンを徐々に体に慣らしていく治療(減感作療法)を行う選択肢もあります。

 

しかし、すべての項目が陰性(問題なし)と判断されても

アトピー性皮膚炎でないとはいえません。

なぜなら環境中のすべてのアレルゲンを検査することは不可能だからです。

したがって、検査が陰性でも特徴が一致する場合にはアトピーと診断されます。

また、ステロイドなどのかゆみ止めを服薬している場合は

検査に影響する可能性があるため一時的にお休みする必要があります。

 

いかがでしたでしょうか。

アトピー性皮膚炎は治らない病気ではありますが

治療の選択肢はたくさんあります。

お悩みの方は是非アイ・ペットクリニックまでご相談下さい!

 

Filed under: お知らせ・新着情報,皮膚科ブログ — staff 6:08 PM

しわやひだについて②

こんにちは!看護師の丸井戸です。

 

前回のブログでは犬や猫のしわやヒダには

日常的なスキンケアが効果的であることをお伝えしました。

今回は具体的なスキンケアの方法をお伝えしていきます!

 

大切なことは汚れをこまめに落とすことです!

シャンプーで洗うことや、抗菌剤・クレンジング剤による部分的なコットンの拭き取りが有効です。

蒸しタオルをあてて皮脂を浮かし拭き取ることも有効です

(ホカホカのおしぼりで顔を拭くとサッパリするイメージです・・・!)。

 

皮脂をとった後は乾燥を防ぐために

クリームやローションの潤滑剤や保湿剤を塗ってあげることも効果的です。

ただし、塗ったまま置いておくことも汚れの原因となることがあるので

日々のこまめなスキンケアが大切です。

梅雨や夏に、部屋の温度と湿度を管理することも重要です。

雨で濡れて生乾き状態にならないように注意しましょう!

 

(この量で手のひら2枚分ぐらいを目安にしてください)

 

病院に来るわんちゃんの中には

顔のしわや足先を触ることに慣れていない子たちがたくさんいます。

触れないとケアもできないので、仔犬の頃から少しずつトレーニングをしてください!

また太ったことにより出来てしまうしわやヒダにも気を付けましょう。

嫌がるようであれば、病院でのケアの練習など病院でも相談に乗らせていただきます。

一緒に頑張って最適なスキンケアを探しましょう!

皮膚炎がひどい状態になると治療は大変で

期間も通院もたくさん必要となりますので

お悩みの方は是非一度アイ・ペットクリニックまでお気軽にご相談下さい!

 

Filed under: お知らせ・新着情報,皮膚科ブログ — staff 12:35 PM

しわやヒダについて

こんにちは!

看護師の丸井戸です。

 

犬と猫では皮膚が元々、しわ状やヒダ状になっている部分があります。

ブルドックさんなど顔周りに特徴的なヒダを持っている子から

首や脇、足や尾の付け根など実は様々なところにヒダは存在しています。

他にも犬ではパグ、アメリカン・コッカー・スパニエル、ペキニーズ

意外なところでシーズーなどもしわの多い種類ですね。

犬や猫のしわやヒダはかわいらしいのですが

しわやヒダの間には皮脂や汚れが溜まりやすいといったデメリットがあり

温度や湿度が高くなると特に皮膚炎を起こしやすくなります。

人間でも夏にたくさん汗をかくと、擦れやすいところから順に痒くなりますよね。

 

皮膚炎が一度起きてしまうとしわやヒダの間に菌が増え強い痒みが起きます。

そして床に擦りつけるなどの行動が認められるようになりますが

長い間そういった行動が続くと皮膚が硬くなり毛も抜けてしまいます。

抗菌剤やかゆみ止めが効果的となることもありますが・・・

しわやヒダ自体は無くなることがありません!

 

そのため日常的なスキンケアが重要となってきます!

ヒトでもスキンケアを毎日忘れず行うことは重要ですよね。

スキンケアの具体的な方法は、次回の皮膚科ブログでご紹介させて頂きます!

 

Filed under: お知らせ・新着情報,皮膚科ブログ — staff 1:39 PM

皮膚科からのお知らせ

こんにちは。

看護師の丸井戸です!

皮膚科診察の予約状況をお知らせいたします!

 

・3月2日(月)

17:00~

 

・4月13日(月)

14:00~、15:00~、17:00

 

改めてご案内させて頂きます。

皮膚科専門診察には診察券をお持ちの方も皮膚科初診料がかかります。

初めての方は一度当院の獣医師により診察させて頂く必要がございます。

他にご不明な点などございましたら

お気軽にご相談ください(^^)

 

 

Filed under: お知らせ・新着情報,皮膚科ブログ — staff 1:29 PM

血液検査でアトピーかどうかわかる?(前編)

こんにちは!

看護師の丸井戸です。

この間ワンちゃんのアトピーセミナーを実施させて頂きましたが

ワンちゃんも人と同じ様にアトピー性皮膚炎が認められることがあります。

診察でアトピー性皮膚炎が判明した際に飼い主様から

「血液検査で原因が分かりますか?」といったご質問を頂くことがあります。

残念ながら血液検査だけではアトピー性皮膚炎の確定診断にはならず

国際的なアトピー性皮膚炎の診断基準でも血液のアレルギー検査は必須とはされていません。

また現在、特定の検査のみで診断可能な方法はありません。

 

ではアトピーの診断はどのように行うのでしょうか?

まずは、かゆみの原因となる皮膚の感染症(細菌感染症、真菌感染症、外部寄生虫症)を

皮膚検査で除外します。

感染症が認められない場合は

下記のリスト(アトピー性皮膚炎の特徴)に当てはまるか判断します。

 

□ 若い頃からよくかゆがる

□ 室内で飼っている

□ 皮膚が赤くなる、ベタベタする

□ フケが多い

□ 手足先をよくなめる、赤みがある

□ 耳がかゆい、よく汚れる

□ 薬を飲むとかゆみが良くなる

□ 検査で菌やカビが増えているとよく言われる

 

全ての特徴が当てはまる訳ではありませんが

今までの治療経過や当てはまる項目の数で診断します。

では、血液検査は何のためにあるのでしょうか。

次回のブログでご紹介をしていきます!

 

Filed under: お知らせ・新着情報,皮膚科ブログ — staff 2:55 PM

皮膚科からのお知らせ

こんにちは。

看護師の丸井戸です!

皮膚科診察の予約状況をお知らせいたします!

 

・1月6日(月)

16:00~、17:00~

 

・2月10日(月)

まだご予約可能です。

 

改めてご案内させて頂きます。

皮膚科専門診察には診察券をお持ちの方も皮膚科初診料がかかります。

初めての方は一度当院の獣医師により診察させて頂く必要がございます。

他にご不明な点などございましたら

お気軽にご相談ください(^^)

 

 

Filed under: お知らせ・新着情報,皮膚科ブログ — staff 5:06 PM

膿皮症ってどんな皮膚病?②

看護師の丸井戸です。

以前お伝えさせて頂きました膿皮症について

今回も先生に質問をしてみました!

 

○膿皮症の可能性があるわんちゃんをどうやって診断するのですか?

特徴的な皮膚症状が認められていたら、その部位からサンプルをとって顕微鏡で観察します。

細菌や炎症細胞が認められれば、膿皮症と診断することができます。

通常の場合、シャンプーや消毒液を使用して治療を行いますが

飲み薬で治療する場合は効果のある抗菌薬を調べる検査(薬剤感受性試験)を行うこともあります。

 

○シャンプーで治りますか?

治療の中心はスキンケアになります。

シャンプーの種類や、保湿剤・入浴剤を組み合わせることで高い効果が期待できます。

必要な場合は、抗菌薬の内服をすることもあります!

基本的に人や犬にうつることはありませんが

再発することも少なくないので注意が必要です。

 

○他に注意することはありますか?

高温多湿な環境下で膿皮症になりやすくなりますので

夏場は特にシャンプー頻度を増やすことが膿皮症を予防するのに薬に立ちます。

また、ホルモンバランスの異常など皮膚以外のトラブルがあり

代謝や免疫力が低下すると細菌感染が起こりやすくなるため

発症を繰り返す場合内分泌(ホルモン)疾患がないか調べる必要があります。

 

○耐性菌ってなんですか?

膿皮症の際に、抗菌薬を投与したことで皮膚に常在するブドウ球菌が

抗菌薬に対して抵抗性を示すようになることです(薬剤耐性菌)。

耐性菌を作らないためには、病院で処方された薬を途中で止めることや

膿皮症を治す時に薬だけに頼ることはやめて欲しいです。

 

○ありがとうございます。膿皮症の質問コーナーは今回で終了です!

シャンプーでのケアが大切ですが、皮膚の状態によっても

合うもの・合わないものがありますので

お悩みの方は是非一度アイ・ペットクリニックまでご相談下さい!

 

Filed under: お知らせ・新着情報,皮膚科ブログ — staff 4:36 PM

皮膚科からのお知らせ

こんにちは。

看護師の丸井戸です!

皮膚科診察の予約状況をお知らせいたします!

 

・11月11日(月)

ご予約いっぱいとなっております。

 

・12月9日(月)

18:00~

 

改めてご案内させて頂きます。

皮膚科専門診察には診察券をお持ちの方も皮膚科初診料がかかります。

初めての方は一度当院の獣医師により診察させて頂く必要がございます。

他にご不明な点などございましたら

お気軽にご相談ください(^^)

 

Filed under: お知らせ・新着情報,皮膚科ブログ — staff 6:21 PM
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