ネコグッズをいただきました♪

こんばんはぁ~!獣医師の西井です。

 

先日、とあるネコちゃんの飼い主様が来院された際に、かわいいものをいただきました♪

探していたのですが見つからないですね~と診察の時に話していたのを覚えてくださってたのです!

それがこちらですw

 

江戸時代にでてきそうな頭巾( ゚Д゚)

残念ながらうちの莉桜は嫌がって、私ががっつり押さえておかなければ外してしまいます(´・ω・`)

この顔もすこし不満そうなのわかります?(笑)

 

ちなみにくださった飼い主様のねこちゃんはこんな感じです。

 

あぁ~どっかの誰かさんと違っておとなしくつけているのが、そして毛の長さがマッチしてかわいらしい・・・

 

ほんとうにありがとうございました!

ちなみに、ガチャガチャの景品になります!

 

それでは皆様、まだまだ暑い日が続いておりますが熱中症にはくれぐれも気をつけてくださいね!

お花をいただきました

こんばんは!獣医師の西井です。

 

かなりごぶさたしております(汗)

 

決して、さぼっていたわけではありませんから・・・ね

 

 

さて、本日、オーナー様から素敵で立派なお花をいただきました。

 

 

皆様にも見て頂きたく風よけルームに飾りました。お気づかいいただきまして誠にありがとうございました。

 

 

余談ですが、お花の上に、当院のスタッフが飼っている動物紹介があるのですがご存知でしょうか?

 

今回は、私の家の子たちがズラリと並んでおりますので

 

 

もしお時間ありましたらご覧いただければ♪

 

先日から、猛暑が続いております。熱中症にはご注意くださいませ。

チョコレート中毒について

 

季節がら「うちのコがチョコレートを食べてしまったのですが大丈夫ですか?」とお問い合わせいただくことが多いです。

甘くておいしいチョコレートはわんちゃん・ねこちゃんにとってもきっとおいしいものなのでしょう・・・

 

わんちゃん・ねこちゃんにとってチョコレートは食べてはいけないもの!とご存知の方は多いです。

でも何がダメなの?どういった症状がでるの?と疑問に思うでしょう。

今回は、チョコレート中毒についてご説明します。

 

参考にさせていただいたのは「独立行政法人 国民生活センター」「高カカオをうたったチョコレート」という報告書です。

参照:http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20080206_2.html

(ページの下の方に報告書の詳しいPDFファイルがあります)

 

【中毒の原因】

原因は「メチルキサンチン誘導体」であるカフェイン・テオブロミン・テオフィリンという化学物質です。

(詳しい薬理作用としては、サイクリックAMPの増加やカテコールアミンの増加、アデノシン受容体の競合的拮抗、カルシウムの細胞内流入の増加による筋収縮の増大)

多くのチョコレートにはカフェインとテオブロミンが含まれています。

中毒量は

カフェイン    140mg/kg(体重1kg当たり140mg)

テオブロミン   100mg/kg

症状としては

嘔吐 ・ 下痢 ・ おちつかない(そわそわする) ・ 多飲多尿 ・ 運動失調 ・ ふるえ

頻脈 ・ 徐脈 ・ 不整脈 ・ 痙攣 ・ 昏睡状態

がチョコレートを食べて1~4時間で生じます。

 

解毒薬はないので、多量に食べてしまった場合には最悪、亡くなってしまう場合もあります。

治療として、点滴を行ったり、大量に食べた場合には催吐処置(吐かせる)や胃洗浄が必要であったりします。

 

では、実際に身近にあるチョコレートにはどれくらいのカフェイン・テオブロミンが含まれているのでしょうか?

 

 

 

明治製菓様より引用

 

①ミルクチョコレート(明治製菓)

内容量は70g

カフェイン   17.5mg

テオブロミン  175mg

体重1.7kgのコが1つ完食するとテオブロミンによる症状がでる可能性があります。

 

 

 

 

森永製菓様より引用

 

②ミルクチョコレート(森永製菓)

内容量は65g

カフェイン   23.4mg

テオブロミン  175.5mg

体重1.75kgのコが1つ完食するとテオブロミンによる症状がでる可能性があります

 

 

 

 

ロッテ様より引用

 

③ガーナミルクチョコ(ロッテ)

内容量70g

カフェイン   19.6mg

テオブロミン  154mg

体重1.5kgのコが1つ完食するとテオブロミンによる症状がでる可能性があります

 

※チョコレートに対する感受性(敏感さ)には個体差があります。

 

他にもたくさんチョコレートはありますが、商品の成分表は人基準で作られているため

人にとって微量のカフェインやテオブロミンの含有量は記載されていない場合が多いです。

今回は、コンビニでもよく目にするチョコレートで報告されているものをご紹介しました。

 

万が一、おうちのコがチョコレートを食べてしまったときにはすぐにかかりつけの先生に連絡をとり

どのようにすればいいのか指示をあおいでください。

猫の肥大型心筋症(HCM)について

猫の肥大型心筋症(HCM)について

 

猫の肥大型心筋症(Hypertrophic cardiomyopathy:HCM)は、猫の心筋症で最も多い病気です。遺伝や心筋タンパク質の異常などが原因として考えられていますが、詳しい原因は不明です。好発種として、メインクーンやアメリカンショートヘアー、ペルシャ、雑種猫が報告されています。

左心室が肥大することにより

①左房の拡張と左房圧の上昇

②肺静脈圧の上昇

③うっ血性心不全

④僧房弁閉鎖不全症や肺水腫

⑤両心不全による腹水・胸水

と進行していきます。

しかし、他の心筋症と同じで初期の段階では症状を示すことはなく、症状が現れてきたときにはすでに進行してしまっている場合が多く、血栓症の併発が約50%あると言われています。

 

【症状】

・体重減少

・心雑音

・心調律の異常

・開口呼吸

・呼吸困難

・後肢麻痺

 

【診断】

身体検査・心電図・血圧・胸部レントゲン検査・心エコー検査により総合的に判断します。

 

【治療】

ACE阻害剤・利尿薬・カルシウムチャネル拮抗薬・β遮断薬・強心剤などを組み合わせて治療します。

 

【ほっておくと】

症状が出ている場合には、早急に治療を開始する必要があります。状態によっては、検査中に症状が悪化する場合もあるため酸素吸引等により状態が安定するのを待つ場合もあります。平均発症年齢が4歳~と報告されているので、症状がなくても1年に1度はレントゲン検査・心エコー検査にて現在の状態を把握する必要があります。これが早期発見早期治療の一歩になります。

 

Filed under: 西井先生のブログ — nishii 7:03 PM

猫の大動脈血栓塞栓症について

猫の大動脈血栓塞栓症について

 

血栓という血の塊が、大動脈など全身の動脈に塞栓する(つまる)病気です。なぜ、血栓ができるのか?それは、心筋症による血流速度の低下や血液の停滞、細菌性心内膜炎や自己免疫疾患が原因です。塞栓が起こる動脈として、腹部大動脈・腎動脈・腸間膜動脈・冠動脈・大脳動脈・上腕動脈などがあり、塞栓部位により症状が異なるため神経麻痺や骨折などとの鑑別が重要になってきます。

 

【症状】

・突然の後肢麻痺(両後肢が多い)

・脚の冷感

・痙攣

・痛み(塞栓部位の)

・よだれ

・呼吸速迫(開口呼吸)

 

【診断】

股動脈の触診・聴診・心電図検査・胸部レントゲン検査・超音波検査・血液検査を行い総合的に判断する。塞栓を起こしている脚は痛く、心拡大や肺水腫を伴っている場合も多いのでねこちゃんの様態を見ながら随時検査を進めていきます。

 

【治療】

治療方法は大きく3つに分けられます。

①保存療法

②血栓溶解療法

③外科療法

しかし、残念ながらいずれの治療も良好な結果が得られるものではありません。

①保存療法

低分子ヘパリンを用いる場合が多いです。費用的な面で血栓溶解剤が使用できな場合や発症から1日以上経過している場合に用います。同時に、鎮痛剤や鎮静剤なども用い痛みの緩和を行います。それでも死亡率は60%以上と報告されています。

②血栓溶解療法

ウロキナーゼやt-PA製剤という血栓溶解剤により直接、原因となる血栓を溶かす試みです。発症してから数時間以内が適応可能(人では冠動脈血栓の場合発症後6時間以内)です。しかし、この治療も死亡率が50%以上であり、凝固不全による全身出血のリスクや血栓溶解による再還流性ショック(滞ってた血が全身に戻っていくことによる)があり、t-PA製剤は1本数万円もするので非常に高額となります。

③外科療法

開腹して血栓を除去する方法や血管内カテーテルにより除去する方法がありますが、こちらも死亡率は高くなっています。また、麻酔が必要であり、心疾患が原因の場合はリスクが上がります。

 

【ほっておくと…?】

猫の血栓塞栓症は予後が一般的に悪いと報告されています。それでも、血栓が溶け状態が戻る可能性や痛みを緩和してあげることができます。状態が回復しても、塞栓症の原因となった病気と向き合わなければなりません。そのためには、定期的な健診で心臓の音を聴いてもらい、必要であれば心臓の超音波検査や胸部レントゲン検査をすることをすすめます。

 

Filed under: お知らせ・新着情報,西井先生のブログ — nishii 1:15 PM

ペット用ジャーキーについて

こんばんは。獣医師の西井です(≧▽≦)ノ

みなさんが普段、ご褒美やおやつとしてあげておられるジャーキー

このジャーキーについて、気になる記事を見つけましたのでご紹介します。

 

アメリカで、中国産のジャーキーを食べたわんちゃん・ねこちゃんが具合が悪くなり約600頭が亡くなっているとのこと

症状は「食欲不振・嘔吐・下痢・腎機能障害など」

 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131024-00000016-xinhua-cn

 

まだまだ原因がわかっていないため、「おやつ」をあげる際は注意してください。

 

Filed under: 西井先生のブログ — nishii 1:08 AM

犬の拡張型心筋症について

犬の拡張型心筋症

拡張型心筋症とは、心臓にある4つの小部屋(左右心房・心室)が拡張し、心筋の収縮機能に障害をもたらす病気です。悪化に伴って、うっ血性心不全・僧房弁逆流・三尖弁逆流、心房性不整脈、心房細動を生じます。
犬の心筋症は、1.3~3.4%の発生率と報告されており、拡張型心筋症・肥大型心筋症・拘束型心筋症の3つに分類されますが、そのほとんどは拡張型心筋症です。好発犬種として、ジャーマン・シェパード・ドッグ、グレート・デン、ドーベルマン、セントバーナードなどの大型犬が報告されています。発症年齢は3~10歳と比較的若齢~中高齢まで幅広く、男の子に多く認められます。

【症状】
・衰弱
・元気がなくなる
・呼吸促迫または呼吸困難
・運動不耐性
・発咳(吐き気のように感じることもある)
・食欲不振
・腹部膨満(腹水による)
・失神

【診断】
レントゲン検査・心電図・心エコー検査により診断します。

【治療】
利尿剤・強心薬・血管拡張薬・カルシウムチャネル拮抗薬・β遮断薬などを組み合わせて症状の緩和と心臓の負担を取り除きます。(状態により使用する薬の種類は異なります)

【ほっておくと】
ほっておくと、亡くなる危険性の高い病気です。1年に1~2回の定期検診で心臓のチェックをすることをおすすめします。早い段階で見つけることで重症になることを防ぐことができる可能性があります。また、上記症状が認められた場合は、すぐにかかりつけの先生にご相談ください。

 

Filed under: 西井先生のブログ — nishii 3:04 PM

僧房弁閉鎖不全症について

僧房弁閉鎖不全症について

 

僧房弁閉鎖不全症とは、僧房弁・僧房弁弁輪部・腱索などからなる僧房弁複合体の異常により僧房弁の閉鎖が障害される病気です。閉鎖不全が生じると、血液の逆流が生じます。(下図参照)最初のうちは、症状がない軽度の逆流からはじまり、僧房弁の病変が悪化するのに伴い数か月から数年でゆっくり病態が悪化していきます。悪化により「左心房・左心室の拡大」「血液排出量の低下」「肺静脈圧上昇・肺うっ血」「肺高血圧症」といった変化が認められます。



(ノバルティスアニマルヘルス株式会社様より引用)

 

【症状】

食欲不振

運動したくなくなる(散歩に行きたがらない)

発咳

失神

体重減少

 

【診断】

身体検査(特に聴診)、血液検査(循環不全による腎障害)、レントゲン検査、超音波検査を組み合わせることで診断します。

 

【治療】

残念ながら、僧房弁に起きた病変を治療する薬はありません。しかし、悪化するスピードを遅くしたり、今ある心臓の負担を軽減したり、発咳の回数を抑えたりすることは可能です。血管拡張剤・高血圧治療剤・利尿剤・強心剤・気管支拡張剤などを症状に合わせて組み合わせます。

 

【ほっておくと…?】

ほっておくと、心肥大が進行したり肺水腫になったりと心臓・肺に与える影響は大きいです。中でも、肺水腫はほっておくと命の危険性があるため発咳が湿っぽくなってくると危険信号です。そうなる前に、定期的に病院で心臓の検査をすることをおすすめします。

 

Filed under: お知らせ・新着情報,西井先生のブログ — nishii 7:48 PM

短頭種気道症候群について

短頭種気道症候群について

短頭種気道症候群とは、パグ、フレンチ・ブルドッグ、ボストン・テリア、ブルドッグ、シー・ズーなどの顔の短い犬種(短頭種)で見られる閉鎖性の気道障害(スムーズに空気を吸ったりはいたりできない)をいいます。短頭種特有の、平たい鼻、丸い頭、短く太い首などの元々の作りが原因となり、狭窄性外鼻孔、軟口蓋の過長、喉頭室の外反、喉頭虚脱、気管の低形成、厚い舌、扁桃の腫脹などが複数合併して起こります。猫でもチンチラ(ヒマラヤン)のような短頭種で見られます。

【症状】
・激しいパンティング
・喘鳴音
・呼吸困難
・チアノーゼ
・失神
・高体温

【診断】
犬猫種、症状などから診断可能なものから、麻酔をかけた状態で内視鏡検査が必要なものまである。

【治療】
外科的・内科的治療がある。
狭窄性外鼻孔、軟口蓋の過長、喉頭室の外反、気管虚脱、扁桃の腫大は外科手術により対応することができるが、それ以外の原因は外科手術により対応することはできない。
内科的治療は、病気を治すことではなく、今ある症状を緩和する方法で、抗炎症剤・去痰剤、鎮静剤、酸素療法などがあります。

【ほっておくと…?】
「短頭種だから荒い呼吸は普通でしょ?」という考え方は、今からの季節、大敵になります。高温多湿で、症状はいっきに悪化するため、ほっておくと亡くなってしまう可能性もあります。暑い時間帯は外出を控え、激しい興奮を避けるようにする必要があります。

Filed under: 西井先生のブログ — nishii 3:24 PM

フィラリア症(犬糸状虫症)について

フィラリア症(犬糸状虫症)について

フィラリアというと、4月から11月にかけて予防のシーズンで有名ですが、そもそもフィラリアってどういった病気なのか?を説明します。

フィラリア症とは、犬糸状虫という線虫が心臓や血管(主に肺動脈)に寄生することによっておこる病気です。犬糸状虫の子虫(ミクロフィラリア)が蚊によってわんちゃん・ねこちゃんの体内に侵入します。蚊の吸血により体内に侵入したミクロフィラリアは、2~3ヵ月かけ血管系に移動して成虫(フィラリア)になり、5~6ヵ月で新しいミクロフィラリアを産みます。こうして、体内のフィラリアの数が増えていきます。

【症状】
・運動をすると呼吸困難になる
・疲労
・失神
・喀血
・息切れ
・体重減少
・お腹が膨れてくる(腹水)
・心雑音
・血尿
・ショック様症状(大静脈症候群)

【診断】
フィラリア検査(血液検査)にて、陽性反応がでることで診断できます。濃厚感染では、心臓の超音波検査にて成虫が確認できる場合もあります。

【治療】
大きく分けて2つあります。1つ目は、外科手術により成虫を摘出する方法。2つ目は、薬を使う方法です。外科手術適応は、大静脈症候群と呼ばれる全身から心臓へかえってくる静脈が多数の虫体によりつまってしまい早急に虫体を除去しなければ命の危険性がある場合が多いです。薬には、成虫を直接殺すものと、体の中でこれ以上成虫が増えないようにして今いる成虫が寿命を迎えるのを待つタイプがあります。

【ほっておくと…?】
予防薬が普及する前は、多くのわんちゃんがフィラリア症が原因でなくなりました。あらかじめ予防することが最大の予防につながります。

Filed under: 西井先生のブログ — nishii 8:24 PM
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