肛門周囲腺腫について

肛門周囲腺腫について

肛門周囲腺腫とは、肛門の周りにある皮脂腺が睾丸で作られるテストステロン(男性ホルモン)の影響で腫瘍化する病気です。高齢の男の子のわんちゃんで多いです。

【症状】
・お尻まわりの痒み
・お尻まわりが腫れている
・お尻まわりにできものができる
・潰瘍(ただれたようになる)ができる

【診断】
細胞診や病理組織学的検査により診断しますが、良性か悪性(肛門周囲腺癌)かを鑑別するのは難しいと報告されています。身体検査やレントゲン検査、超音波検査により局所のリンパ節や肺への転移がないかどうか調べます。

【治療】
良性または転移が認められない腫瘍は外科的に切除するのが望ましいです。同時に去勢手術をすることが推奨されています。悪性の場合は、抗がん剤や放射線療法を併用する可能性があります。

【ほっておくと…?】
お尻まわりにできた腫瘍をわんちゃんたちが気にして舐めると、潰瘍をつくり、その部分に細菌感染が起こると痛みを伴った炎症が生じます。この病気は、去勢手術をすることにより発生する確率をさげることができるので、去勢手術を若いうちに行うのが最大の予防になります。

Filed under: 西井先生のブログ — nishii 11:03 PM
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