犬回虫・猫回虫について

犬回虫・猫回虫について

回虫はわんちゃん・ねこちゃんでよく見られる体長15~35cmのミミズのような寄生虫です。虫卵の摂取や胎盤より感染します。感染すると消化器症状を引き起こしますが、回虫の幼虫が迷入(消化管以外の別の臓器に間違って入り込んでしまうこと)すると、重篤な肝線維症や肺病変を引き起こす場合があります。

【症状】
・下痢
・成長不良
・被毛不良
・ご飯を食べているのに体重が増加しない
・嘔吐

【診断】
便検査により虫卵を確認します。しかし、1度だけでは便から虫卵が検出されない場合があるため、何度か便検査を行う必要があります。回虫感染により状態が思わしくない場合は、追加検査を行う場合があります。

【治療】
駆虫薬を用いて、体内にいる回虫を殺します。最初は組織内に寄生しており、駆虫薬投与後に腸に移動してきた回虫を殺すために、2~3週間あけて2回駆虫薬を用います。

【ほっておくと…?】
仔犬・仔猫の場合、発育不良に陥る危険性があります。仔犬・仔猫をおうちに迎えるときや定期的な検査のときに、一度便検査をして虫卵がないかチェックしてみてはどうですか?

Filed under: 西井先生のブログ — nishii 10:12 PM
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