急性腸炎について

急性腸炎について

急性腸炎は、感染症(パルボウイルス、コロナウイルス、カンピロバクター、サルモネラなど)や食べ物、添加物、化学物質(農薬など)、寄生虫といった様々な原因により引き起こされる病気です。

【症状】

・下痢

・嘔吐

・脱水

・発熱

・食欲不振

・元気がなくなる(沈うつ)

・腹痛

・低血糖

【診断】

原因を特定するために、今までの病歴や食事内容、誤飲の有無など詳しく問診します。身体検査で貧血や脱水の徴候があるか?腹痛があるか?などを調べます。発熱や血便、状態が悪い場合には、血液検査やレントゲン検査、超音波検査で全身状態をチェックしたり、糞便検査や各種ウイルス検査を行います。

【治療】

下痢や嘔吐による体液(水分)や電解質(ミネラル)のバランスを補正するために、皮下点滴をおこなったり、重篤な場合は静脈点滴を行います。下痢や嘔吐が激しい場合には制吐剤や止瀉剤を用います。細菌感染などにより発熱や白血球の減少が認められる場合は抗生剤を、寄生虫が確認された場合は駆虫薬を用います。

消化管を休めるために絶食が必要な場合もありますが、食べ物を食べることで下痢や嘔吐が激しくならない限り、少量の食事をする方が消化管の休息につながります。ですが、食べ物ならなんでも良いというわけではなく、消化に良い食事が必要です。

【ほっておくと…?】

わんちゃん、ねこちゃんの状態によっては亡くなってしまう場合があります。特に若い仔や高齢の仔は下痢や嘔吐により体力を奪われるので、「ほっといたら治るでしょう」と安易に考えずに、まずは、かかりつけの先生に相談してください。

 

Filed under: 西井先生のブログ — nishii 8:25 PM
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